教壇から現場へ、
現場からAIの先へ。
教える側として、現場を見続けた8年。
キャリアのスタートは、IT講師でした。教育支援会社に所属し、企業研修・クリエイティブ系専門学校で、PCソフトやデザインソフト、Web制作の講習を担当。延べ何百人もの受講生と向き合いました。
この時期に学んだのは、「ツールは使えても、目的が定まらないと成果は出ない」ということ。同じExcelでも、業務改善のために使う人と、なんとなく触ってる人では、得られるものがまったく違う。技術より先に、「何のためにやるのか」を一緒に考えることの大切さを、現場で何度も突きつけられました。
事業会社の"中の人"になった3年。
講師時代に出会ったクライアント企業から声をかけていただき、新規事業の立ち上げメンバーとしてインハウスデザイナー兼マーケターに。カタログ制作、チラシ、Webサイト、展示会ブース、社内研修——マーケティング業務のほぼ全てを回しながら、「集客の現場」を中から見続けた3年間でした。
このときの経験で得た一番大きなものは、「業界の言葉」と「お客様の言葉」のあいだにある翻訳の難しさを体感したこと。現場の方の技術的な言葉も、お客様が抱える漠然とした不安も、両方の手触りを知っていないと、本当に届くコンテンツは作れません。この感覚は、いまもどんな業界の案件でも私の判断軸になっています。
独立して、伴走の作法を磨いた。
2015年、フリーランスとして独立。「IT Agency」という屋号を掲げ、奈良を拠点に全国の事業者さまと仕事をしてきました。Webサイト制作、SEO・MEO運用、コンサルティング、研修登壇——案件の種類は幅広く、「現場で必要なことは全部やる」というスタンスが身につきました。
ツールも作法も時代で変わります。それでも変わらず大事なのは「お客様の声と現場の事実」と「並走する姿勢」。事業者さまが本来持っている価値を、検索エンジンと生成AIに正しく届ける——その仕事をこれからも続けていきます。
AIを、自分の仕事の基盤にした。
2023年以降、生成AIを業務の基盤に組み込みました。調査・草案・整理・通知までをワークフローとして設計し、自分自身は戦略設計と品質管理に集中する体制を確立。
この仕組みづくりの経験が、そのままクライアント企業さまへのAI実装支援・伴走コンサルティングの中核ノウハウになっています。